2014年08月06日 12:15  カテゴリ:ユーザー視点の大切さ

ユーザー視点のWeb改善、メール編

Web集客の肝である「ユーザー視点」において、
「地道な内容ですぐに改善できるホームページのチェック項目」を
書いています。

とても基本的なことですが、先日の
コンタクトのとり方/「電話編」に続きまして、
メール・メールフォームについての「メール編」です。

Web集客でユーザー視点を考えた場合に、問い合わせのあり方、体制は、
ユーザーが安心できるかどうか、つまりユーザーにとって
あなたの会社・お店を信用できるかどうかに直結
します。


弊社の問い合わせページの一部です。ユーザーの「安心」のためにこのような言葉も添えています。

問い合わせを受ける社内体制を考えて、
メールではなく電話の方がいい、という社長からの要望もありますし
確かにそのほうがよいケースもあります。

しかし、問い合わせを受ける、という行為は、お客様(ユーザー)のためにあるのであって、
電話のほうが簡単という人もいれば、
いちいち電話せずメールで送りたいいという人もたくさんいます
ので
よほどの事情がない限り、メールでの問い合わせを可能にしましょう。

メールを選ぶ理由は、「いちいち電話しなくていい」からです。
話すことが億劫に感じる、営業時間外でもいつでも送れる
といったことです。

電話も歓迎、メールも歓迎、という状態でホームページ掲載しておくのが
「ユーザー視点」においてはベストです。


弊社の問い合わせページの一部です。ユーザーの「安心」のためにこのような言葉も添えています。

電話もメールもOKとした結果、メールでの問い合わせの方が多い、という事例もたくさんあり、
メールで問い合わせを受け付けることによって
集客効果が上がる
ことはほぼ間違いないのです。


メールでの問い合わせはメールフォームがいい、その理由


会社やお店にメールで問い合わせしていただくなら、
アドレスのリンクを貼っておくのではなく
メールフォームがあった方が、お客様(ユーザー)にとって、いい状態といえます。


何を書けばいいかが分かりやすい。


資料を送ってほしいとメールに書いてありながら住所が書かれていない、ということも起こりえます。
書きもれをなくす働きがあるのがメールフォームです。

書きもれがあった場合、メールで数回のやりとりの必要があり、
お客様も面倒に感じるでしょうし、すぐに資料をお送りできないので、
結果としてあなたの会社、お店のサービスが遅い
という結果になる上、やりとりの手間もかかります。

また、メールフォームのチェックボックスや選択リストは、
書かずに選択すればいいだけなので
お客様(ユーザー)の手間が軽減されます。




自動返信メールでお客様がすぐに安心できる。


基本的にメールフォームには、自動返信機能が付いています(付けられます)。
フォームではないメールで問い合わせをいただいた場合は、
人力で返信しなくてはなりませんし、タイムラグがあるので、
返信をもらうまでお客様(ユーザー)は安心できません。

問い合わせをしたあと翌日も返信がなくて、自分からもう一度送ったり、
電話で確認した、という経験を、あなたもしたことがありませんか?
あなたの会社・お店はそうではない、ユーザー視点に立った会社・お店で
ありたいと思いませんか?


見落としにくく、集計しやすく、統計が簡単にとれる。


送信内容が、自動的に表になるメールフォームサービスもあります。
1つ1つのメールを見るのではなく、全体を一目で確認しつつ、
必要な情報を拾うことも容易になります。


会社・お店の信用度が上がる。


「info●アドレス.com ←●マークを@マークに変えて送ってください。」という
表示の仕方がありますが、これは>会社・お店側の迷惑メール対策で、
お客様(ユーザー)には不便でしかありません。

迷惑メール対策は、別の方法ですればいいことです。
不便を強いることは、信用度を下げることになります。
逆に言えば、フォームでスムーズに問い合わせができ、回答もすぐにもらえたなら
信用度は上がりますよね。

昔ならいざ知らず、今なら、メールフォームの設置は
無料のWebサービスを使えばできてしまいます。
無料だと機能制限と広告が入ることがあるので、有料版にすると
さらに信用度が上がる問い合わせ体制の一つになります。

「Googleフォーム」や、「フォームズ」など
「メールフォーム」と検索するといろいろなサービスを見ることができます。
  

Posted by ルーコ 井上美穂 │コメント(0)