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そんなことはウチではできている、という落とし穴

2014年02月09日 11:23  カテゴリ:情報提供サービスの実践

そんなことはウチではできている、という落とし穴

Summaryこの記事でお伝えすること

自社サービスの案内が適切でないとせっかくサイトに集めた潜在顧客を大量に失うということもあります。自社サービスの案内とは。また、潜在顧客を失わないためにできることがあります。

このブログでは、ホームページやブログ等の集客ツール、広告手段を
「情報提供サービス」の視点でとらえ、実際に役立てていただけるように書いています。
情報提供サービスには、2種類あり、今日は、2つ目について書きます。




1.お客様にとって役立つ知識の提供


→前回ブログ記事「ユーザーに役立つ知識の提供は、出し惜しみしない方がいい。」
をご覧ください。

2.自社サービスの案内


通常聞かれなくてもわかるようにしていること、つまり
御社への問い合わせ方法や、お客様が商品やサービスを手に入れるために
何をしたらいいのか、など自社サービスの案内です。

そんな当たり前のこと?!と思われるかもしれませんが、
この自社サービスの案内が実はできていなかったり、
とてもわかりにくかったりする会社、お店が非常に多いのです。

それは、何らかの能力や技術の欠如ではなく、
すばらしい能力や技術を持った人、会社でも、
なかなか人間は客観的になれない、というだけのことです。

多く見受けられる“客観的になれない例”をあげます。

・ユーザーが御社の「このサービスを受けてみたい」「購入したい」と
思ってくれたときに、次にどういう行動をとったらいいのかわからない。


予約がいるのかいらないのか、いるなら何日前までなのか、
そもそも電話すればいいのかメールすればいいのか、など。

・営業時間や定休日がわからない
  (もしくは がんばって探さないとわからない)。


わからないから、電話で問い合わせてみたらたまたま定休日でつながらない、
という残念な体験をユーザーにさせてしまうことになります。

・基本、来店型の商売なのに、がんばって探さないと住所がわからない。


地図がカッコよくデザインされているけれど、それにはほとんど意味がない、
というケースがあります。
(意味がある場合もありますが)

多くの人がカーナビやスマートフォンで住所から地図探索する時代に、
デザインされた地図がほしいのではない場合が多いのは事実です。


以上、「そんなことはウチはできている」という方も多いとは思います。
しかし、上記はほんの一握りの例ですので、意外な落とし穴がないように、
今一度確認してみることは価値あることだと思います。

と、いうのも、サイトがユーザーに与える経験の良し悪しは、
そのままあなたや御社のブランドイメージを左右する
重要なことだからです。

また、イメージの問題だけではなく、せっかくサイトに集めた潜在顧客を
あるひとつのことが掲載されていない、またはわかりにくいことが原因で
大量に失うということもあるのです。

日々失っていることがわからないからこそ、意識を払う必要があります。

そこで有効なのが、ユーザー調査です。
次回また書きます。


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ユーザーに役立つ知識の提供は、出し惜しみしない方がいい。
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Posted by ルーコ 井上美穂 │コメント(0)
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