2016年02月17日 18:04  カテゴリ:ユーザー視点の大切さ

Web集客の全体図を描くとわかること



今日は、「Web集客の全体図」を描くことで「もったいない」ことにならない策を
書きます。

私たちがホームページや、ブログ・FacebookなどSNS
制作・カスタマイズを承ったとき、
お客様からお聞きしたことを元に、まずは「集客の全体図」を描きます。
描きます、というほどの絵的なものではなく、簡単な図なのですが、
実はとても大事なことを表す図です。

以前記事にした
「Web集客が成功するかどうかを左右する6つの要素」の次に、
「集客の全体図」がはっきりすると、Web集客は成功に向かいます。

では、「集客の全体図」とは何かというと・・・・

●集めようとしているアクセスなりコンタクトが、
どこでどうなることがゴールなのかを把握する図

ゴールの例:ホームページのお問い合わせページで問い合わせがあること

●そのゴールに向かって、主にWeb上でどこから人が来て、
どこを通ってゴールしているか、またはしていないかということを把握する図

下の例で説明します。




このMOU(仮名)という会社の社長は、人脈が厚く広く、
そこからFacebookやブログにアクセスを集めていることがわかりました。

しかしながら、ホームページへの誘導リンクがなく、
ホームページにつながっていないことで、
会社のことをよく知っていただく機会を逸していました。

ブログやFacebookの本当の目的が、
社長のキャラクターで会社のPR・Web集客をすることだとしたら、
これは失策ということになります。

ホームページのアクセスは、ネット検索で集めればいい、
ということでしたらそれでいいのですが、
なぜブログやFacebookをやるのか、真の目的に立ち返れば、
それでいいというケースは少ないはずです。

この種の失策は、本当によくあります。

社長がブログやFacebookを、努力というより個人的に楽しめる人なら
「楽しい」という効果があるのでよいのですが、
(私も楽しめる派です)
ブログやFacebookが得意でないのに集客目的で懸命に努力しているような場合は、
非常にもったいないし、努力が成果につながらないのです。

このようなケースでホームページのアクセス解析をすると、
ブログやFacebookからホームページへ来ている人がほとんどいない
ということがデータで把握できます。
もったいないです。

ホームページへはネット検索でアクセスを集めればいい
ということであっても、もったいないことに変わりはないと思います。
何百・何千という投稿記事が活かされないからです。

ブログやFacebookをとにかくやれば集客できる、
というケースも稀にありますが、
Web集客の多くの場合は、ユーザー視点でのゴールへの誘導が必須です。

ブログやFacebookの中にゴールを作るというやり方もあります。
その場合には、ブログやFacebookの中で誘導が必要になります。

ブログやFacebookであなたのことを知るにつけ
あなたの会社(お店)のことも知りたい、と思う人は必ずいます。
せっかくなので、すんなり知ることができるようにしてみてください。


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→ルーコWeb「戦略立案/問題・課題とゴール(目標)の見える化」

  

Posted by ルーコ 井上美穂 │コメント(0)