ユーザー視点のWeb改善、営業時間編

ルーコ 井上美穂

2014年12月04日 17:49

ユーザー視点の改善について、これまで書いてきました。
・電話編 ・メール編 ・地図編 ・住所編
今日は「コンタクトのとり方」における営業時間の表示について
書きます。


お店のホームページを見ていて、
「この店の営業時間が知りたいのに載ってないな・・・」
という経験ありませんか?

それって、もったいない話ですよね・・・。

その店は、来ていただくための情報をユーザーに提供できていないので、
場合によっては、その気があった人に来店してもらえない、
という結果になることさえあります。
(来店型のビジネスの場合)

私たちは、これまで200社以上のホームページのアクセス解析で
「○○○ 営業時間」(※○○○は店名)で検索して調べようとがんばっている
ユーザーのアクセスを何度も見たことがあります。




わざわざ「営業時間」と入力したということは、
「おたくのホームページ内で探したけれど
見つからなかったかったから検索しなおしたんですよ」
という声だと考えてもいいのではないでしょうか。

このようにどんなふうに検索されたかが、把握できない場合であっても、
パソコン、スマートフォン、両方で、自社の人ではない人の目で、
営業時間や電話番号、所在地などの
コンタクトに必要な基本的な情報がすぐ探せるか見てもらうと、
「ユーザー視点」に近い状態で確認できていいいと思います。

電話番号や営業時間が探しにくい位置にある、
ということ自体は「小さなこと」かもしれませんが、
それによって、その気があった人が去る、というのは、
見えない「大きなこと」です。

あなたの店・会社のほかにもユーザーには選択肢が複数あり、
Web上で選ばれようとするならば、ユーザーにWebでいい体験をしてもらう、
少なくとも不便な思いはさせない
ことが大前提です。

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