ユーザー視点のWeb改善、地図編

ルーコ 井上美穂

2014年10月09日 12:15

「そんなことはウチではできている、という落とし穴」
で書いたことをさらに具体的に書いています。

先日は、「コンタクトのとり方」で、
電話・メール・メールフォームについて書きました。


今日は、「場所の案内」で、地図と住所について。
まずは地図について書きます。


基本的に来店型・来社型のビジネスの場合に有効な話です。
地図と住所という字面を見ただけでまさしく
「そんなことはウチではできている」と感じる方も多いと思います。

しかし、あなたがどこかのお店や会社に行くときに
ホームページで確認する習性があるのなら、
場所の案内ページ(「アクセス」と名づけられていることが多いです)を見て、
不便だな、わかりにくいなと感じたことは、
あるのではないでしょうか。

「どんな地図が不便?」「どんな地図が便利?」


それに対するユーザーとしてのあなたの答えが、
そのままユーザーの答えなのではないでしょうか。

どんな地図が不便?
答えは、シンプルにデザインされた地図。
趣向を凝らしてデザインされた地図。

そのようなデザインされた地図は、Webではなく印刷物に適した方法といえます。
印刷物は、何事もそのサイズに収まるサイズで設計・デザインする必要があり
情報量にかなり制約があります。
だからこそ、たくさんのことを省いたシンプルな地図が必要なわけで、
デザインも、紙面全体になじむものにする必要があり、趣向を凝らしたものも
ときには必要になります。


Webの“情報量の制約があまりない”ことを活かす



Webでは、印刷物における情報量の制約ということが
あまりないというメリットがあります。
そのメリットを活かし、Google mapを貼って
好きなように拡大縮小したり、現在地等を確認したりということが
できるようにしましょう。
デザインされた地図と違い、信号名もすべて掲載されているので
親切です。
スマートフォンで見るにも、ストレスなく見ることができます。

参考に弊社の「アクセス」ページをご覧ください。

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